小型の♂ 小さい程艶がある

(2015年5月下旬・豊川市大崎町)

一般的に少ない種類であるが南方系のクワガタで山地よりもむしろ平地に多い。河原のヤナギ類があるところでは多産することもあるが、藪が深く入りづらい場所が多い。

中型の♂

(2015年豊川市金沢地区)

写真の個体は50ミリ弱クラスだが、55ミリを超えるととても大きく感じる。野外で60ミリを超える個体の採集は難しくこれまで一度しか見たことが無い。また他のクワガタより♀に出会う機会が少ない。

↑↓河原のヤナギを眺めていたら一つの穴に棲む個体(↑)に別の個体が近付いて行くところが観察出来た。争いの結果新しく来た個体が先住個体を投げ飛ばした。(2015年7月中旬・豊川市三上地区)

 

クヌギの割れ目に潜む大きめの♂

(2015年7月中旬・豊川市金沢地区)

♂でも♀でもこのクワガタは挟んだら中々離してくれない。

息を吹きかけたり水の中に入れたりしても大して効果はないが、

マッチの火をお尻に近づけてやると慌てて離してくれる。