ミドリシジミ♂

2013・6・4 豊川市千両町

 

♂の表面は角度により強い緑色に輝きとても美しい。市内北側の山麓部に沿って存在するハンノキ林に多く生息する。年一回5月下旬頃から現れる。

 

ミドリシジミ♀

2014・6・3 豊川市千両町

 

♀の表面は真っ黒なものから写真のように青斑を持つもの、さらにオレンジ色の小斑が加わるものも見られる。裏面は♂♀ほとんど同じ。

アカシジミ

2015・6・6 豊川市萩地区

 

初夏の夕暮れ時に雑木林の梢を舞うオレンジ色のシジミチョウ。日中は低い所に下りているのを時折見かける。翅表は裏面より少し明るい。

ウラナミアカシジミ

2017・6・3 豊川市平尾町

 

翅表はアカシジミに似ているが裏面は派手なゼブラ模様。生息地は少し局所的だが平尾町や音羽萩地区では何度も見かけている。

 

 

ミズイロオナガシジミ

2013・6・1 豊川市千両町

 

雑木林の林縁で見られることが多い。この仲間では少し小型。表面はほぼ黒い。

ウラゴマダラシジミ

2015・5・17 豊川市千両町

 

ミドリシジミからこのチョウまではゼフィルスと呼ばれるシジミチョウのグループ。その中で出現は一番早く5月中旬頃からイボタノキのある場所で見られる。

ウラゴマダラシジミ(裏面)

2013・5・22 新城市富岡

 

空色のシジミチョウは何種かいるが、ウラゴマダラシジミは大きくて裏面は銀白色の地色に外側に2本の黒点列が並び、内側には斑紋は無い。

トラフシジミ(春型)

2013・4・9 豊川市千両町

 

翅表は暗い青色で目立たないが、裏面は特徴的で似た種類はいない。4月~5月上旬に山に近い林縁辺りで時折見かける。

トラフシジミ(夏型)

2015・6・6 豊川市萩地区

 

初夏以降に現れる夏型の裏面は虎斑(とらふ)模様が目立たなくなる。

ムラサキツバメ

2014・9・9 豊川市足山田地区

 

良く見られるムラサキシジミより一回り大型で尾状突起を持つ。南日本に多かったチョウだが2000年頃からこの地方でも見られるようになった。

ウラギンシジミ♂

2013・9・28 豊川市千両町

 

独特な翅形、独特な色彩で見間違える種はいない。多化性で春から晩秋まで普通に見られる。

 

 

ウラギンシジミ♀

2018・3・4 豊川市曙町地区

 

♀は青灰色の紋が現れる。裏面は♂と同じく一様に銀色。

写真は早春に住宅地である自宅前で見られた個体で、近所で越冬したのだと思われる。

写真が撮れなかった種類。

オオミドリシジミ 雑木林で時折見られたチョウだが、近年全く見ていない。

ウラクロシジミ  過去一度だけ千両町で♀を採集している。